前日は、クスコの遺跡巡り半日ツアーに参加しました。
クスコの遺跡はかつては栄華を誇っていたようですが、スペイン軍によってそのほとんどは破壊されています。
しかし、マチュピチュはスペイン軍には見つかることなく、インカ帝国時代の当時のまま残された奇跡の遺跡です。
それではクスコからの日帰り、マチュピチュ一日ツアーです。
朝4時半にツアーガイドがホテルにピックアップ
まずマチュピチュツアーは朝4時半からスタートします。
クスコはマチュピチュ近郊の一番大きい都市ですが、クスコから日帰りとなると朝4時半からのスケジュールとなります。朝、3時過ぎには起きます。
クスコからでもまだまだ遠いです(笑)
当然ですが、まだ夜が明けてません。真っ暗な、土地勘のない海外はなかなか怖いですよ~
ツアーガイドが予定通りホテルに迎えに来てくれました。ちなみに今回、僕は英語ツアーを申し込みました。日本語ツアーもあるのでご安心を・・・
僕は単純に金をケチっただけです。
オリャタイタンボ駅までバスで移動
途中、他の客も拾いながら、オリャンタイタンボ駅を目指します。
クスコの中心街から2時間ほどかかりました。途中、道はガタガタです。この辺りは、もっと整備してほしいなと感じました。
一番最寄りの駅は、クスコの中心街から15分ほどで着く、ポロイ駅なのですが、3月は雨期にあたり、土砂崩れの危険性もあるので、ポロイ~オリャンタイタンボ間が運航していません。
ですので、ちょっと遠いオリャンタイタンボ駅を目指すことになります。
3月頃のクスコは温かいですが(それでも15度ぐらいだが)、雨が多く天気が変わりやすいんです。ですので、マチュピチュのベストシーズンは5月~7月ほどになります。しかし、この時期、南半球は冬なので、基本的に寒いです。しかし、霧がかかることもないので、きれいなマチュピチュを見ることができます。
幸いにも、この日は雨は降っていませんでした。
そして移動中、今日使うペルーレイルのチケット、マチュピチュ駅からマチュピチュまでのバスのチケット、マチュピチュの入場チケットを渡されました。
6時半ごろオリャンタイタンボ駅着
オリャンタイタンボ駅には日本人らしき客も多くなってきます。
駅の標高は2600メートルほどですが、周りにはそれより高い山々で囲まれています。おそらく4000メートル級・・・
確かに、こんな中に移籍作られても見つけられませんよね・・・
駅のトイレですが、さすがにきれいでした。観光客も多いですからね。治安も基本的にいいです。観光客しかいないので、悪さする奴なんていません(笑)
駅にはカフェもあります。コーヒーぐらいなら飲むことも可能です。
写真はインカレイル。僕が乗るのはペルーレイルです。
7時15分オリャンタイタンボ駅発
電車の発車は予定通りです。ここは、絶対らしいです。
何と奇跡的に席が1番前の車両の1番前の席という奇跡!!
席は自分では指定できないので、これはマジで奇跡です。隣の席のメキシコ人のおじさんも喜んでいました。
途中、雄大な自然の絶景が・・・
雄大なる大自然に囲まれながら電車は進みます。4000メートルを超える山々、滝もありました。
線路には柵がないので、人が普通に渡ったりします。そのたびに、運転手が不快な汽笛を鳴らします・・・
そんなこんなで、1時間半ほど電車が走るとマチュピチュ駅へ着きます。
ペルーレイルに乗車
ペルーレイルはベルモンド社が管轄しているので、しっかりした列車です。安心してください!!
クラスは3つに分かれています。
- 「エクスペディション」クラス
US$90~100ほどが相場です。一番安いクラスでバックパッカー向きです。車内販売などがあります。
- 「ビスタドーム」クラス
US$81~117
今回、僕が利用した、最も観光客に人気のクラスです。車両の上部もガラス張りなので、景色も楽しめます。さらに、椅子も快適です。
途中、軽食もついています。
復路ではアルパカから作られた衣装のファッションショーが開かれます。そして、その衣服の販売も行われる、徹底ぶり・・・
- 「ハイラム・ビンガム」クラス
US$460~
最高級のクラスです。食事も「ビスタドーム」より豪華です。帰りは、カクテルディナーが・・・
お金に余裕のある方だけどうぞ!!
マチュピチュ駅へ到着
マチュピチュ村にあるマチュピチュ駅に着きます。
マチュピチュ村は人口6000人ほどの小さな村です。人口のほとんどが観光業に携わっています。
世界的観光地のためか、レストランや土産物屋が充実しています。
そしてマチュピチュ駅へ着いた、観光客たちは早速バス停を目指します。
普通は、このバスで25分ほどかけてマチュピチュまで行きます。
もちろんハイキングコースもあり、歩いて登る方も存在します(笑)
現地の英語ガイドの方と合流します。僕の他に4人。アメリカのルイジアナから来た兄弟と英国から来た老夫婦の4人。
そこに一人で来た僕が加わる形。やっぱり、イギリス人は紳士ですね~
さて次回はいよいよマチュピチュへ行きます。
南米5日目後半をお楽しみに!!